◆縮小屏風〈国宝 唐獅子図屏風〉狩野永徳◆
狩野永徳 安土桃山時代 宮内庁三の丸尚蔵館蔵
現存する作品が少ない狩野永徳の作品を縮小屏風で再現しました。雌雄二頭の唐獅子が、威風堂々と岩間をのし歩く姿を大胆な筆致で描いています。「唐獅子図屏風」は、秀吉が毛利との講和の記念に贈った陣屋屏風でした。明治期に毛利家より献上され、2021年9月30日付けで国宝に指定されました。
サイズ |
25.5×50.5cm |
仕様 |
6曲1隻 屏風仕立 和英解説書入 化粧箱納 |
印刷方法 |
オフセットカラー |
狩野永徳(かのう えいとく)
天文12~天正18年(1543~1590)。安土桃山時代を代表する画家。織田信長・豊臣秀吉ら時の権力者に重用され、安土城・桃山城・聚楽第など、当代を代表する建造物の障壁画を全て指導した。戦乱で失われたため障壁画の遺作は少ない。代表作は『国宝 聚光院障壁画』『国宝 洛中洛外図屏風』『御物 唐獅子図屏風』。