◆縮小屏風〈国宝 松浦屏風〉◆
江戸時代 大和文華館蔵
背景を省いた金地画面の中で、等身大の遊女ら18人と鮮やかな小袖や打ち掛けなど22領が華やかに濃厚に描かれている。
奈良市の大和文華館所蔵の「松浦屏風」は別名「婦女遊楽図屏風」とも呼ばれ、江戸時代前期のモードの粋を今に伝える。
この屏風は九州・平戸藩の松浦家が買い求めたもので、「松浦屏風」と呼ばれる。作者は不明で、町絵師との見方もある。長らく行方が分からなかったものを、美術史家の故矢代幸雄・同館初代館長が見いだしコレクションに加え、その後国宝に指定された。
サイズ |
18.8×42.0cm |
仕様 |
6曲1双
屏風仕立
化粧箱納 |
印刷方法 |
オフセット |