◆縮小屏風〈江戸図屏風〉◆
江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
近世初頭の江戸の町およびその近郊の状況を描いたものですが、そこには三代将軍徳川家光の事跡が織り込まれています。天守閣をもった江戸城や大名屋敷、日本橋界隈その他の町屋、湯島・上野・浅草などの寺社、さらには川越・板橋・檜物屋(碑文谷―目黒付近)等の郊外も克明に描かれています。それらの各所には、江戸および近郊に住む武士・町人・農民等はほとんどすべての階層の人物が約5,000人も見え、当時の江戸のすがたをよくとらえたものとして注目されます。
サイズ |
28.5×61.0cm |
仕様 |
6曲1双
屏風仕立
化粧箱納
解説書入 |
印刷方法 |
オフセット |