◆縮小屏風〈重文 月次風俗図屏風〉◆
室町時代 東京国立博物館蔵
一年の各月に行われる年中行事の模様を、公家や武家、そして庶民にいたる様々な階層の風俗が描かれている。第1扇は正月の羽根突,毬打,松囃,第2扇は花見,第3・4扇は田植の模様が大々的に描かれる。第5扇は賀茂競馬と衣更,第6扇は犬追物と蹴鞠,第7扇は富士の巻狩,第8扇は春日社頭の祭と雪遊びである。季節や月ごとの行事を描く、伝統的なやまと絵画題である月次絵(つきなみえ)の形式が継承されている。
サイズ |
25.4×92.0cm |
仕様 |
8曲1隻
屏風仕立
化粧箱納 |
印刷方法 |
オフセット |