◆色紙〈布袋図(部分)〉◆
宮本武蔵 江戸時代 岡山県立美術館蔵
布袋は鳥禽と並んで武蔵の得意とする画題で、本図は左に枯木に翡翠、右に竹に雀を持つ三幅対の中幅です。布袋はユーモラスな姿の内にも鋭い気迫を湛えており、真剣勝負にも通じるその気迫は剣豪武蔵ならではのものでしょう。
○コロタイプとは○
一般的な印刷方法であるオフセット印刷では色や濃淡を小さな網点の密度で表現しますが、コロタイプでは連続階調で表現するため、写真のようにより本物に近い緻密なディテールで表現することができます。
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サイズ |
24.3×27.3㎝ |
仕様 |
色紙仕立
タトウ入 |
宮本武蔵(みやもと むさし)
天正12~正保2年(1584~1645)。二天一流兵法の祖。日本随一の剣豪として知られ、兵法書『五輪書』を著す。絵画・彫刻・金工などにも芸術的才能を示し、特に水墨画を得意とした。代表作は『重文 枯木鳴鵙図』『重文 鵜図』。
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