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あしからずごご了承くださいませ。
◆額装 〈翠竹野雀〉 竹内栖鳳筆◆
竹内栖鳳 昭和時代 MOA美術館蔵
栖鳳は雀を題材とした絵を多く描き、在世中から「栖鳳雀」といわれて有名でした。
本図は、吹き抜ける風にさやぐ竹叢に一羽の雀を配したもので、
雀が舞い立つ一瞬を軽妙なタッチで描いています。
また画面に大きく二本の竹を斜めに描いた大胆な構図で色彩あざやかに描かれています。
この一瞬の感興をとらえた冴えた描写には、
伝統に立脚しながら清新な独自の画風を完成した栖鳳の力量がうかがえます。
「栖鳳作於湯泉村荘」と落款に見え、晩年神奈川県の湯河原町で作画に従っていた頃の作品です。
○コロタイプとは○
一般的な印刷方法であるオフセット印刷では色や濃淡を小さな網点の密度で表現しますが、コロタイプでは連続階調で表現するため、写真のようにより本物に近い緻密なディテールで表現することができます。
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サイズ |
額53.0×60.0cm
画面38.0×44.5cm |
仕様 |
紙箱入 |
印刷方法 |
玻璃彩版(コロタイプ多色刷) |