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5,940円(税込)
◆縮小絵巻物〈重文 鶴図下絵和歌巻〉◆
書:本阿弥光悦 画:俵屋宗達 桃山時代 京都国立博物館蔵
原本では13メートルにおよぶ長さの中で、宗達が群鶴の飛び立って舞い、岸辺へもどって羽を休めるまでの長い飛翔を描いた下絵の上に、日本の優れた古典として知られる三十六歌仙の和歌が、光悦による太細を強調したダイナミックな書で書かれています。
古くからの瑞鳥としても知られる鶴が、金銀泥を用いて描かれており、祝賀や福のシーンにもぴったり。大切な人への贈り物としても大変おすすめです。
サイズ | 本紙 紙幅11.0×長さ445.9cm |
仕様 | 裂表紙巻子仕立 和英解説書入 化粧箱納 |
印刷方法 | オフセットカラー |
書:本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)
永禄元~寛永14年(1558~1637)、京都生まれ。家業の刀剣の三事のほかにも多岐にわたる分野で偉大な作品をつくりあげた。特に能書では「寛永の三筆」と称される。晩年には鷹ヶ峯に光悦村といわれる芸術村を開き、様々な芸術作品を制作した。代表作は『重文 鶴図下絵和歌巻(俵屋宗達との合作)』『船橋蒔絵硯箱』。
画:俵屋宗達(たわらや そうたつ)
生没年不詳。桃山から江戸初期にかけ活躍した絵師で、京都の作画工房の絵屋「俵屋」の主宰者。大和絵の伝統に根ざしながらも、既成流派の形式にとらわれない斬新な造形、大胆な構図と鮮麗な色彩を特徴とする。宗達が創始したこの装飾画の流れは、尾形光琳により「琳派」として展開していった。代表作は『国宝 風神雷神図屏風』『国宝 蓮池水禽図』『国宝 関屋澪標図』。