Jacques Henri Lartigue(ジャック=アンリ・ラルティーグ) 1894~1986年、フランス生まれ。20世紀初頭のアマチュア写真家。フランスのパリ郊外クルブヴォワの裕福な家に生まれる。幼年期に父親に買い与えられた木製のビューカメラに夢中になり、生涯にわたって日常の幸せな瞬間を記録し続けた。1963年、ラルティーグ68歳の年に、ニューヨーク近代美術館で開催された大規模な回顧展で一躍脚光を浴びる。以来、展覧会や出版が世界各地で相次ぎ、現在では写真の巨匠として写真史に大きく刻まれている。