◆コロタイププリント 〈巨椋池でのデンチ漁〉 黒川翠山◆
黒川翠山 大正時代 黒川翠山写真資料1425 京都府立京都学・歴彩館
京都府立京都学・歴彩館(旧京都府立総合資料館)がウェブ上に公開している「京の記憶アーカイブ:黒川翠山写真資料」よりダウンロードしたデジタル画像データより制作したコロタイププリントです。
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巨椋池でのデンチ漁〉は、芸術作品としてだけでなく、写真がとどめる「記憶」としても価値があります。巨椋池は淀川の中流域に発達した湖沼で、1940年代に干拓され、いまでは地名を残すだけでその姿を見ることができません。小舟の舳先で漁師が持ち上げている、おおきな円錐形の網をデンチ網といい、魚のいるところに網を突き立てて獲る、巨椋池にみられた特徴ある漁法のひとつでした。
○コロタイプとは○
一般的な印刷方法であるオフセット印刷では色や濃淡を小さな網点の密度で表現しますが、コロタイプでは連続階調で表現するため、写真のようにより本物に近い緻密なディテールで表現することができます。
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サイズ |
約35×43cm |
印刷方法 |
玻璃版(コロタイプ) |